Pokemon Story/p250

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4  プレゼンテーション

企画書

ポケモンカードゲームが誕生の準備をしていた1996年夏、ポケモンにかかわるもうひとつの重要な企画が動き始めました。
ポケモンのアニメーションです。
企画したのは、久保を中心とした『コロコロコミック』編集部でした。編集部での方針決定を受けて、久保は「ポケットモンスタ—1996〜1998連動企画書」と題する企画書をまとめ上げます。企画書は、小学館コロコロコミック名で作成され、9月26日木曜日、任天堂に提出されました。提出先が任天堂だったのは、前にもお話したように、当時はポケモンに関する案件はすべて、任天堂が窓口の役割を果たしていたからです。
このとき提出された企画書の写しが、小学館キャラクタ—企画室に保存されています。それを見ると、まず目を引かれるのは内容よりもその形式です。型破りと言ってもいいでしょう。表紙をめくった企画書の1ページ目に、久保はこう書いています。

[[IMAGE CAPTION|
ポケットモンスター
1996~1998
連動企画書
(表紙)
]]

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