Pokemon Story/p65

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第1章  誕生

のマーケツトを独占したい、という山内の戦略のための強力な武器ができたのです。1万5000円という価格を実現するために、ファミコンの部品は一点残らず性能と価格が徹底して吟味されていますが、中でも難問だったのは心臓部にあたる専用チップでした。
CPU (中央演算装置) とPPU (画像処理装置)のファミコン専用チップは、もっとも高価な部品です。しかも品質に信頼のおける技術力のあるメーカーの製品でなければなりません。ゲーム機の値段設定から任天堂がはじき出したチップの価格の上限は2000円でした。その価格は、当時のこうしたチップの価格帯の最下限をさらに大きく下回ったものでした。採算が取れないとして、話を持ちかけた大手電機メーカーは、ただ1社を除いて乗り気ではありませんでした。唯一乗り気だったのは、当時半導体事業が不振だったリコーだけでした。リコーは、事業建て直しのために大量注文が欲しかったのです。リコーは任天堂に言いました。「100万個の発注が保証されれば、その値段でも作れるかもしれない」それを聞いた山内は、担当者に言いました。「2年間で300万個を保証してやりなはれ」もちろんリコーは喜んで任天堂の発注を受けました。しかし、任天堂のファミコン担当者でさえも、300万個という数字には度肝を抜かれました。当時のゲーム機の

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CPU
Central Processing Unitの略。コンピュータの中で演算や処理を実行し制御していく中枢となる電子回路。通常その処理能力はクロツク表示 (500MZなど) されます。
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