Pokemon Story/p309

From Poké Sources
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第2章  ブレイク

制作会議は、ポケモンのアニメーションを制作する上での最高意思決定機関です。会議のメンバーは、クリーチャーズの石原恒和、ゲームフリークの杉森建、任天堂の小田部羊一という原作者グループの3人に、独立プロデューサーの吉川兆二、監督の湯山邦彦、小プロから発注を受けたアニメ制作プロダクションオーエルエム(以下OLM)の作画監督一石小百合を加えた6人を中心に、多くの関係者が参加しました。アニメーションになったポケモンの世界観やキャラクター設定、ストーリー構成といつた重要な事柄は、すべてこの会議で決定されました。この会議設置の目的は、ゲームソフトが持つ世界観を損なうことのないようなアニメ作りをするということでした。それは、アニメ化企画の提案の際、久保が原作者サイドに確約した「いいものを作る」ための制度的保証の一環でした。もちろん後になってみれば、いいものを作っておいたからこそ、二次使用権の運用益もでることになり、小プロのライセンスの窓口手数料の収入も増えるわけですが、放送前の先行きが見えない状況では、大きな賭けでした。
次に独立プロデューサー制ですが、これは『爆走兄弟レッツ&ゴー』制作のときに久保が初めて採用したシリーズ構成専任プロデューサー制の流用です。ポケモンでも再び起用された吉川は、前にお話ししたようにポケモンにはアニメ化の企画段階から参加していて、9月のプレゼンには久保とともに京都の任天堂本社まで行っています。

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制作会議
上記ではポケモンアニメの全てについて6人が中心となって決定したようににも受け取れますが、現実にはちょっとニュアンスが違います。アニメをスター卜する前に製作会議と称する会議を何回もしましたが、その会議は田尻さんも小プロ・OLM関係者も出席した大人数の会議です。重要なことはそこで決定していきました。
会議をスター卜した頃は、田尻さんと石原さんにポケモンの世界観を聞いていくQ&Aスタイルが多かったのですが、アニメ制作チー厶が徐々に理解度が深まるにつれて、いろいろな意見交換ができるようになりました。
ポケモンのアニメは大きなシリーズ構成を決める前にこ
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