Pokemon Story/p303

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第2章  ブレイク

模型のミニ四駆も流行ってましたしね。そんな状況だったので、ゲーム業界では、ゲームソフトからの派生商品といえば、主に攻略本だったんですよ。それに2番目のその他から入ってくるお金も合わせて、社員旅行でもできたらいいねっていう程度だったんです。ですから、任天堂にとっては、ゲーム本体の商売を100とすると、こっちは1とかそれ以下っていうくらいのものでしたから、関係ないよっていう感じでしたね」
一方、小プロはアニメの制作プロダクションでもあります。前にもお話ししたように、アニメ番組では、テレビ局から十分な制作費が出ないため、多くの場合、制作プロダクションはアニメ制作単体では赤字を抱えることになります。ではその赤字分を何で補塡するかと言えば、制作したアニメ作品の2次使用権の運用によって得られる収益です。しかし、2次使用権の運用で大きな収益が得られるのは稀だというのが、業界の常識で、その結果、アニメ産業の制作環境は過酷だと言われているのです。その構造は、ポケモンのアニメでも変わりません。ですから、右手にはポケモンのライセンスを、左手にはポケモンのアニメ制作を持つことになった小プロは、ポケモンが成功すれば天国、失敗すれば地獄という状況におかれていたといってもいいでしょう。文字通りハイリスク&ハイリ夕—ンです。
任天堂をはじめとするポケモン原作者グループと小学館グループの間に、このよう

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て版権窓口を移してもらったのです。ある程度の売り上げ数字をあげて恩返しすることは小プロの義務とも言えました。
結果、ポケモンは大ヒットしライセンスビジネスは未曾有の大ブレイクをするわけですが、アニメ開始前のリスクを考えると小学館関係者は、利益に小躍りするというよりは、とにかくホツとしたと言うのが本音です。
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