Pokemon Story/p297

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第2章  ブレイク

においしい部分を持っていかれていってしまうっていうのは、もうひとつ納得もいかないしね」
そこでアニメ化を機に、一気にその曖昧な部分を明瞭にしようと考えたのでした。「アニメ化すれば、映像というものができてくるわけですから、その映像に関する権利というものがあるわけです。そこに、権利を集約して整理するチャンスがありそうだった。で、それが同時に、小学館が他の出版社よりも前に出るチャンスだと考えたんですよ。というより、他の出版社を全部外すことができるっていうことなんです。つまり、その頃、儲けられそうだとどんどん近づいてきた人たちに対して、ぱあつと線を引いたわけです。ここからはもう入れませんよって」こうした久保の言葉からもわかるように、久保がポケモンのライセンス統合を考えるようになったのは、にわかポケモン関係者に邪魔されたくないということからでしたが、一方、雑誌掲載のための情報を独占的に得たいという、編集者としての発想もありました。そしてそれを実現するために必要な措置を講じていくうちに、いつの間にかキャラクタービジネスのドアを開いていたというわけです。小プロは、小学館が関係するキャラクタ—の版権管理と国内外へのライセンス販売、およびその版権を使用したキャラクター素材制作を担当する小学館の100%子会社です。小プロを設立したという一点だけからも、小学館がキャラクターのライセンス

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アニメ化が先?
権利保持が先?
ポケモンのアニメ化することの目的が独占的権利所持のためのように映りますが、現実には違います。
人気をさらに大きく確固たる物にしたいからこそアニメ化するのであって、企画当初、権利所持については副産物のように考えていました。交渉過程で任天堂は、アニメ番組に関してはOKを出しそうでしたが、番組運営に関しては必要最低限のリスクしか背負わないということがわかつてきました。作りたいのはポケットモンスタ—というアニメーション番組です。誰が一番利益を享受できるか明白ですが、任天堂にはメインスポンサーとして番組を積極運営しようという姿勢はあり
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