Pokemon Story/p296

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ポケモンのライセンスは、当時の状況から考えると、必ずしも小プロだけに獲得のチャンスがあったわけではありません。ライセンス業務の一本化によるメリットを正確にプレゼンし、そこで統一的にライセンスを行うことがキャラクターにとっては唯ー最大の武器なのだということを説明すれば、任天堂はそれを受け入れたかもしれません。久保は振り返ってこう話しています。
「あのころは、たとえばポケモンの情報にしても、『コロコロコミック』が優先だねっていう雰囲気はありましたけど、きちんとした約束があったわけじやないんですよ。他の雑誌、たとえば競合誌の『コミックボンボン』(講談社)の表紙をポケモンが飾ったこともあったわけです。そういう意味でいえば、契約書を交わすまでは、講談社、角川書店にも、あるいはリクルート、アスキーにも、電通や博報堂といった広告代理店にも、ポケモンのライセンスを押さえるチャンスはあったんですよ。任天堂の広報、当時は総務部が広報業務をやっていたんですが、任天堂の広報活動は、1社に偏せずという方針でしたからね」
その状況に、久保はある意味で危機感を覚えてもいたのです。
「ポケモンがここまで大きくなったのは、石原さんと一緒に二人三脚的に、『コロコ口コミック』を使ってやってきたからでしょうっていうのがありましたね。立ち上げのときから、一所懸命に汗かいてやってきたのに、それが大きくなった途端に、誰か

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小プロのライセンス業務
小プロは日本で有数のライセンス業務をおこなっている会社です。日本国内向けにはメディア事業部ライセンス部が担当し、海外マターに関しては国際部が受け持っています。
小学館のコミック雑誌に掲載されているまんがキャラク夕ーは本来まんが家のものですが、管理運用は小プロの任せている作家も少なくありません。
また海外のキャラクターの窓口業務もおこなっています。代表的なのは「スターウォーズ」、「FOX映画作品」などです。
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