Pokemon Story/p155

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第1章  誕生

もちろんこの決定は、大変な作業を必要としました。しかもそれがSRAMの変更作業の只中での決定だったために、ゲームフリークはまさしく不夜城となつて、田尻以下スタッフ全員が不眠不休という日々が95年秋から暮れにかけて続きました。田尻には、これに加えて原作者として人に任せることのできない作業がもうひとつ、ありました。シナリオの書き換えです。デバッグ、SRAM変更にともなうゲーム細部の変更、ROMを赤と緑の2種類にすることで生じる赤と緑相互の補完関係の調整と、進行中の作業を言葉にすれば別の作業であるかのように見えますが、それらはすベて、最終的には1本のプログラムに織り込まれていきます。そしてそのためには、その部分のシナリオを順次変更し決定していかねばなりませんが、そのお伺いはすべて、原作者の田尻に集中しました。
それだけではありません。ゲームのモニタ—も始まっていて、任天堂からも石原からも、ゲームフリーク社内からも、ありとあらゆる意見が寄せられました。それは、誰それのセリフはおかしいとか、登場人物の立つ位置が変だとか、ここに木がもう1本生えていたらいいのにとか、あのポケモンのここはこう直した方が可愛いのではないかとか、誰それとのバトルは相手が弱すぎるのではないかとか、逆に強すぎるのではないかとか、ポケモンについての不平不満と呼びたくなるような意見でした。田尻

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