Pokemon Story/p147

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第1章  誕生

モリーを増やす努力もしてみようと、田尻に約束しました。
しかし、作り手側の要望を入れて30匹以上のポケモンを、できれば150匹のポケモンすべてを格納できるようにするとなると、当時最新鋭の32キロバイトのSRAMを使わなければなりませんでした。当時32キロバイトのSRAMは、その道では256Kビット (読み゠二ゴロケイビツト) と呼ばれる贅沢品でした。大量生産されて価格の安い8キロバイト (64Kビツト) と比べると、コストがぐんと上がるのです。「価格ですか? 詳しい数字はお話できませんけれど、どんどん変動するので何倍にもなりますね」(石原) ゲームボーイというプラットフォームを持っているのは任天堂ですし、そのゲームソフトのカートリッジの生産をするのも任天堂です。コストの問題はメーカープロパーの問題ですから、ゲームフリークやクリーチャーズにはまったく決定権のない事柄でした。しかしそれでも、石原と田尻は、ポケモンをもっとたくさん捕まえておくことができたら、そして捕まえたポケモンたちに名前をつけてセーブできるようになったら、ゲームがどんなに素晴らしいものになるかということを、ことあるごとに任天堂に伝えていました。そのためには、SRAMのメモリーを増やせばいいだけなんですよ、というニュアンスを交えて。
「そうしたら、最後の最後にね、宮本さんが、それで全然ゲームが変わってくるので

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