Pokemon Story/p141

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第1章  誕生

くありませんが、その理由は、開発中に未完のゲームをいやというほどやらされているからなのでした。
開発が進んでいるという話は、石原から川口へ、任天堂へと伝えられました。任天堂開発部には、横井軍平の後を継いだ宮本茂がいました。しかし宮本は、ゲームフリークが開発を一通り終えるまで、何も口出しはしませんでした。ゲームフリークは、開発後のバグテストが始まるまで、まったく自由に、田尻の思い描く世界を可能な限りゲーム上で表現する努力を続けることができました。

ゲームフリーク内でポケモンが一応の完成を見たのは、1995年、田尻智30歳の春でした。田尻がゲームボーイを見て着想を得てから丸6年の月日が流れていました。しかし、これでポケモンの開発が終わったわけではありません。結果的には、このときから発売までのポストプマダクション8カ月間の方が、仕事の密度は高く濃いものになったのです。

ゲームソフトのポストプロダクションは、デバッグというバグ直しから始まります。実際にゲームをプレイして、不都合がないかどうか確かめる作業です。任天堂には、マリオクラブという、ゲームソフトのデバッグとモニタ—を専門にする集団がありま

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ッフは自分の経験則からそんなアドバイスをしたのです。杉森さんの言うシルエットでキャラクタ—の差を出していくということは、実はヒツ卜するキャラクタ—の条件の中で最も重要なポイントと言えます。キャラクタ—イラス卜がゲー厶ボーイのドット絵表現ゆえに必要な手法だったわけですが、実はヒットするキャラクターの近道を歩いていたのです。
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